言いたいことが伝わってない?を改善する方法

カテゴリ名:
コミュニケーション

自分の意見を上手に伝える方法

仕事や家庭でも、ふと気が付くと相手の言うことを聞いてしまい、言うなりになっている。

そんな経験はありませんか?

本当は違う考え方があるのに、相手に上手に伝えられない、または争い事が嫌いな方は他人の言うことを聞いてしまうようになります。

上手に伝えられたら自分にもストレスが溜まらず、しかももっとスムーズに進むこともあるでしょう。

もちろん自分の意見を喧嘩腰で伝えてしまう方もいますが、それも自分の意見を上手に伝えられないからです。

ここでは自分の意見を上手に伝える方法をご紹介します。

相手に合わせるだけではいけない理由とは?

Opinion
例えばAさんが話した意見について、本当は自分がより良い解決法を知っていたとします。

しかしその時何も意見を言わないままでいると、Aさんはいつもあなたが自分の話を聞いて、その通りに動くと思っていまします。

自分の意見を言わないと都合が良い人として処理され、あなたの意見、またはあなた自体の評価が落ちてしまいます。

ただしこの行動は相手と争いをしたくない気持ちから起きます。

しかし、結果的に我慢をして無用なストレスがかかってしまうのであれば意味がありません。

そこで自分の意見を上手に伝える方法を身につけなければなりません。

それは自分も相手も大切にした表現を使うことです。

意見を上手に言えない方の多くが

・何が何でも通さないと伝わらないのではないか

・相手が意見を押し付けてきたのだから、自分も相手に押し付けなければ通じないのではないか?

・どうせ話をしても通じない

といった感覚を持つようです。

しかしこれも言い方次第で変わります。

相手に合わせるだけでは上手にコミュニケーションとることはできません。

もちろん弁の立つ方は話も上手ですが、自分なりに自分も相手も立てるように話を進めていくことで、意見を交わして言う方法があります。

それを次の項目でご紹介しましょう。

相手も自分も立てながら話す方法とは

DEBATE
自分の意見も相手の意見も大切にしながら意見を交わす方法があります。

実は1970年代にすでにアメリカではこの様なディベート法が確立していました。

その背景には日本と違う文化的理由がありました。

一つは人種差別、もう一つは性差別でした。

これらを解消するためにもこの方法を活用して大いに成果をあげたと言われています。

そして1980年代の中頃になって日本にもようやくこの方法が知られるようになりました。

ここでわかりやすくポイントをご紹介しましょう。

この方法なら職場でも家庭でも使うことができる非常にシンプルな3つの方法です。

(1) 最初に自分の考えを率直に伝えます

相手が意見を言ってきたら、まずは一旦理解して、自分の意見を率直に言ってみます。
この時、その人の意見が受け入れられないなら、自分には別の理由があり、その通りに進めるのは難しいといった内容を話してみます。

(2) 次に自分と相手の意見の違う部分を比較してみます

最初の(1)で頭ごなしに断らないことがポイントです。

相手の意見に合わせられることがある人が他にいるのではないか、仕事や家事の優先順位があるのではないか?納期の延長が可能か。

これらについてお互い妥協できる着地点を探るようにしますがこの時、コミュニケーション能力が必要になります。

(3) 譲歩して相談する

無理に相手の意見を自分に受け入れる必要はありません。譲歩できる代案を出してみることです。

このように3つの状態を考えて意見交換を行えば衝突することもなく、無理に自分に受け入れる必要もなくなります。

自分も他人も立てながら話すことができれば人間関係が豊かになる

shaking hands
このような方法を使うと、よほど押し出しの強い方でない限り、相手の方は「何か賛成してくれているが、都合が悪そうだ」とか「都合があったんだ、すまなかった」などと考えてくれるかもしれません。

家庭なら「今やらないといけないのは〇〇、その代わり優先してやるから手伝って」などと言ってみましょう。

この方法で思い出すことがあります。

筆者が現役だった頃、会社で大層嫌われていた上司がいました。しかし、この人は非常に仕事ができる人でした。

ある日、休日に用があり会社に行くと家族と一緒に過ごしている上司が会社にいました。

私はドアの外から様子をうかがってしまいました。実に和やかで良い雰囲気の家族なのです。

会社での姿は一体何なのだろうと非常に疑問を持ちました。実は家庭は最小限の社会単位です。

私の上司は家庭では良き夫・良き父でした。

仕事場ではなぜできなかったのでしょうか?

これは上司でも部下でも同じ方法を使えば解決することが多くなります。

本質的にはどこでも同じ方法を使えば、相手とはむやみに争う必要もなくなるはずです。

現実的には職場では難しい場合もありますが、少なくとも相手の意見も尊重して、自分の意見も言う体制なら相手は悪い気はしないでしょう。

次の機会も何か話をしても一応は受け入れる、考えを言ってくれる存在として認識されるようになります。

それこそが豊な人間関係を構築する第一歩になります。

私の上司だった男性は、会社でそのコミュニケーションテクニックを使うことなく、定年で次の天下り先もなく辞めました。

万事が全部、これで解決しないかもしれませんが、少なくとも少しはこのテクニックを使えばもっと昇進していたかもしれません。

押し出しの強い人と会話をするのは、体調の悪い時などは苦痛になることさえあります。

そしてどうせ自分の意見なんか聞いてくれないだろうと考えてしまいがちです。

もし周りに若い人でも年配の方でもコミュニケーションを上手にとれる人がいたら少し観察をしてみてください。

彼らのコミュニケーションにはおそらくこのようなテクニックが本人の気が付かないうちに使われているはずです。

人同士とは押し引きで上手に人間関係が構築されるものです。

豊かな関係を維持するためにもぜひ少しだけ取り入れてみてください。

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