孫ブルーに陥らない!.気持ち良く頼られるために実践したい・ただ1つのこと

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現在1歳の娘を育てているライターの榎しおこです。突然ですが、「孫ブルー」という言葉を聞いたことはありますか?最近メディアで取り上げられている言葉で、簡単に言うと「孫の面倒をみるのが憂鬱なおじいちゃん・おばあちゃん」を指します。そして近年孫ブルーになる人が増えているのだとか……。

今回は孫ブルーとは一体何なのか?そして対処法についてお話していきましょう。

かわいいけれど憂鬱……孫ブルーはなぜ増加?

冒頭でも少し触れましたが、孫ブルーとは「孫の面倒をみるのが憂鬱なおじいちゃん・おばあちゃん」。ここで間違えてはいけないのは、孫はとてもかわいいと感じていることです。一緒にいると楽しいし、できればお世話もしてあげたい。けれども体力面は自分が子育てしていたころと全く同じとはいかず、さらに自分の余暇を奪われてしまうことから憂鬱になる=ブルーで「孫ブルー」なのです。

なぜ近年になって孫ブルーという言葉が出始めたかというと、夫婦共働きが当たり前といった時代になっているから。厚生労働省が発表した「平成27年版厚生労働白書」によりますと、夫婦共働きの世帯は全体の4割を超えています。それは都市部に限ったことではなく、地方でも低くて奈良県の34.8パーセント、高いところでは福井県の52.7パーセントとかなり高い割合になっているのです(注1)。

共働きをしている夫婦は保育園に預けているケースがほとんどですが、残業や出張、病気などで面倒を看られない日もあるでしょう。さらに第二子、それ以降と子どもがいればなおさらのこと。自分たちでは手が回らず、どちらかの両親に頼ることになってしまうのです。

たまにであればおじいちゃん・おばあちゃんも楽しみの1つととらえられるものの、何度も呼び出されたり、家が離れていれば泊りがけで手伝いにいったり……という状態が続けば、ブルーになってしまうのも無理はないでしょう。

注1:平成27年版厚生労働白書 http://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/15/backdata/01-01-03-079.html

私の周りに実際にあった孫ブルー体験談

こちらは私の周りで聞いた2つの孫ブルーに関する体験談です。1つ目はママ友(以降Aさん)から聞いた話。Aさんは現在育児をメインにするため仕事をセーブしており、週に2回程度働いていました。だいたいは旦那さんの仕事が休みの日を利用していたものの、何度か都合がつかなかったときは両親にお願いをしていたそうです。

最初は感謝していましたが次第に慣れが発生し、「お願いするのが当たりまえ」といった状態に。いつの間にか頻度が高くなり、一日を通して預かってもらう機会も増えていきました。

すっかり甘えていたAさんに対してある日両親が改まって「昔のように動けないし、半日預かるのが精いっぱい」とハッキリ伝えてきたそうです。そこでAさんは両親の苦労に気付き、夫と再度調整をしたり、一時預かりやファミリーサポートといった第三者の協力も得るようにして解決させました。

2つ目はおばあちゃん(以降Bさん)から聞いた話。Bさんの息子夫婦は共働きで不規則な職場。早く職場復帰したいお嫁さんの希望もあり、月の半分以上は息子夫婦の家に泊まり込みの状態でした。もともと外泊が得意ではなく、さらに自宅から息子夫婦の家までは片道2時間弱かかることもあり、Bさんは疲労困憊。自宅ではないので好き勝手もできず、趣味も楽しめない。だんだんヤンチャになるお孫さんの相手も厳しさを覚えるようになり、ついに入院をするほど体調を崩してしまったのです

退院後も引き続き手伝いを希望した息子夫婦でしたが、Bさんは「月に6日だけ手伝う。それ以外は難しい」と妥協案を出しました。そして実際にそのように動いていたところ今は趣味を楽しむ時間もでき、月に7日のお手伝いをこなしているのだとか。息子夫婦はファミリーサポートや夫婦で綿密なシフトの調整、上司との面談をして、何とか自分たちを中心に仕事と子育てを両立できているそうです。

孫ブルーを回避するたった1つの方法は「線引きをすること」

孫ブルーの体験談を読んでい頂いた方はピンとくるかと思いますが、孫ブルーを回避するための方法はただ1つ。「相手の言いなりにならず、線引きをすること」です。実際に孫はかわいいし、子ども夫婦は困っている。自分が助けなくては……と考えてしまいがちですが、だからといってすべてを犠牲にする必要はありませんし、無理をするとBさんのように実際に体調を崩してしまうケースもあります。

「どこまでであれば手伝えるのか?」を明確化し、はっきりと伝えてください。もし断られたとしても話し合い、あなたが無理をしない着地点を見つけるべきです。また、Aさんのように気持ちをはっきりすることで相手が自分たちに過度な負担をかけていたことに初めて気づくケースもありますから、負担を感じたときには黙ったままでいる必要はないのです。

まとめ

小さな子ども、ましてや大切なお孫さんの関わること。できれば力になってあげたい……。そんな思いから断りづらいのも理解できますが、あなたは絶対に悪者ではありません!これまでがんばってきたのですから、「孫の世話がしんどい」だけの生活なんてもったいない。そして何より、無理は後々心と身体に響きます。しっかりと気持ちを伝え、孫ブルーを回避していきましょうね。

この記事を書いた人

榎しおこ

群馬県出身・都内在住。現在は2016年3月生まれの娘を子育て中です。

以前は女性向けWEBコンテンツ製作会社にて企画と運営を約5年間経験し、以降フリーライターとして活動。現在は娘に振り回されつつも「コミュニケーション」「生き方や働き方」「終活」をメインに執筆し、WEB媒体や雑誌・フリーペーパーに寄稿しています。趣味は国内旅行。独身時代は一人リュックサックを背負い、全都道府県を制覇しました。


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