世代を越えた友情を育むための、カッコいいオトナのリード法とは

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コミュニケーション

「年の差ともだち」と一緒に、もっと自由に「いま」を楽しもうで、年下の「年の差ともだち」のススメについてお話しましたが、時代的なバックグラウンドや生活パターンが近く、付き合いも長い同年代の友逹とは違い、やっぱり多少付き合い方にコツがいります。お互いにムリせず、気楽に楽しい時間を過ごすためには、年上のわたしたちがうまくリードするのがスムーズ。

と言っても、特にむずかしいことはないんです。自然にうまくやれるあなたなら、ここから先は読む必要がないかも。でも、もし「なんだかやっぱり年の差があると気になっちゃって……」という気持ちがあったり「年の差があるひととイマイチ楽しくやれないのはなんでだろう?」と思っているなら、こんな態度を取りがちじゃないか、ちょっと振り返ってみてください。

歳を重ねたことに卑屈にならないで!

年齢差があることは初めからわかっているうえでの付き合いですから、「年の差ともだち」との間で、いちいち年齢のことを引き合いに出す必要はありません。特に「わたしの年ではそれは……」とか「若いっていいよね」みたいな、卑屈に聞こえる発言は、お互いの居心地を悪くさせるだけ。ともだち同士として付き合うなら、お互い対等でありたいものです。

もちろん、年齢差が明らさまになることも多々あるかもしれません。例えばショッピングに出かけたりすれば、若い彼女には似合っても、自分には似合わない服に出会うときもあるでしょう。でも、それはどちらも条件は同じ。歳を重ねた女でなければ似合わない服だってたくさんあるのです。若さも成熟も、それはひとりひとりの個性。背が高い・低い、と同じことです。相手が魅力的だなあと思ったら、思いっきり褒めればいい。そしてともだちが褒めてくれたら、素直に受け止めましょう。「年の差ともだち」ならではの視点で、今まで気づかなかった自分の魅力に気づくチャンスですから。

そして同時に、相手の若さもバカにしないこと。「まだ若いからわからないでしょ」とか「わたしたちの時代にはそんなこと……」みたいな発言を連発したら、なんだかイヤな上司みたいですよね? もちろん時には軽口を叩き合うこともあるのが「ともだち」ですが、「年の差ともだち」の場合はしつこく年齢や世代のことばかり言わないように心がけるほうがスマートです。

まずは1対1のお付き合いから

年の差があっても、その人となら通じるものがある、とか、共通の趣味や話題で盛り上がれる「年の差ともだち」。だからといって、相手のすべての環境と通じ合えるわけではありません。自分と相手が2人で楽しく時間を過ごせるとしても、こちらの同年代の友逹が集まるときに、ひとりだけ「年の差ともだち」が混じったり、逆に相手が同世代の人たちと集まるところに参加すると、急にアウェー感が出てしまうことも多いもの。お互いが気楽に付き合うためには、まずは1対1でのお付き合いから始めましょう。

そもそも「年の差ともだち」の良さは、世代的なしがらみを気にせずに付き合えるところでもあります。もちろん、関係が深まれば、お互いのパーティなどに出席しあうこともあるでしょうが、まずはグループではなく、個人同士でのお付き合いを大切にしたいものです。

いつもはともだち、時にはセンパイのさじ加減

前述したように、ともだち同士としては年齢差や世代差を気にせずフラットな関係でいるのが原則。でも、せっかくふたりの間に「年の差」があるんですから、それをプラスに変えないテはありません。実は「年の差ともだち」とうまく付き合うための一番のコツはここ。年齢差や世代差は、いちいち言葉に出さずに、少しだけ態度にあらわすことです。

もちろん、リードするのは年上のわたしたち。でも「リード」ってどうすればいいのでしょう? それは、親分風を吹かすことでも、保護者面をすることでもありません。ほんの少し、甘えさせてもらえばいいのです。

寄りたい所があるから付き合って? もう歩き疲れたからタクシーに乗ろう? 今度はこのお店に行ってみたいの。今月はちょっと忙しいから、来月時間ができたら連絡していい? ちょっとワガママとも言えるお願いができるのは、わたしたち「センパイ」の特権。そして「年の差ともだち」の関係のうえでは、その甘えを「リード」のテクニックにすることができます。それは、甘えたぶんだけ、しっかりフォローすること。言い出したぶんタクシー代は持つ、とか、独断で決めたお店ではご馳走するとか、それこそが「おとなのマナー」のさじ加減です。

まとめ・年の差は口に出さずに態度に出す

口は災いの元、とはよく言ったもの。とくに絶対的にそこにある年齢差や世代の差は、言葉に出すとイヤミになります。おとなの余裕や経験値は、こなれたリードであらわして!

この記事を書いた人

吉田メグミ

フリーライター。1970年東京生まれ。

デジタルからカルチャー、エンタテインメントなどの雑誌、書籍、WEB記事を書いています。フリーペーパーココカラ編集員。

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