社会貢献活動 ~体験談に学ぶ始め方とやりがい

カテゴリ名:
社会貢献

興味があってもなかなか踏み出せない実情

社会貢献、と一口に言っても、その方法や種類は様々。CSV(Creating Shered Value) やCSR(Corporative Social Responsibility) といった、企業の社会貢献活動についての話題も多く目にしますが、経験豊かな大人の女性の中には、個人での社会貢献活動に興味をもつ方も多いのではないでしょうか。

平成27年に報告書が出された、内閣府による「平成26年度 特定非営利活動法人及び市民の社会貢献に関する実態調査」によると、世代が高くなるのに伴ってボランティア活動やNPOへの関心は高くなっており、性別では女性の方が男性よりも全世代において関心が高いということが報告されています。 過去3年間にボランティアの経験があるという人も、全世代とも25%程度おり、その参加理由は「社会の役に立ちたいと思ったから」、「活動を通じて自己啓発や自らの成長につながると考えるため」というものが上位を占めました。

しかし、関心があるものの経験するに至らなかった人が答えたその理由は、「時間がない」に次いで「十分な情報がない」というものになっています。関心はあり、時間があるにも関わらず、情報がないために関われないというのはもったいないことです。募集情報をはじめ、具体的にどんなことをするのか、やってみてどうだったのか、といった情報を得ることは、始めの一歩に欠かせないものですね。

今回は僅かな例ではありますが、実際に活動をしてみた大人の女性にご自身の体験を聞いてみました。

参考:平成26年度 市民の社会貢献に関する実態調査
https://www.npo-homepage.go.jp/toukei/shiminkouken-chousa/2014shiminkouken-chousa

例1 市政だよりで知った、朗読ボランティア

2017.3-1

幸子さん(仮名)はボランティアを始めたきっかけを振り返り、「子どもが高校生になって手が離れたとたんに、『何をしよう?』と、毎日の過ごし方がわからなくなってしまった」といいます。もともとボランティア活動に興味はあったものの、何となく”ボランティア”というと困った人に手を差し伸べること、というイメージがあり、自分にできることはない、と思い込んでいたのだそう。

そんなある日、ふと市政だよりで目にしたのが「朗読ボランティア養成講座」受講者募集のお知らせ。読書が好きで、図書館に通っては本を借りてくるのが楽しみだった幸子さんは、これならやってみたい、これならできるかもしれない、と閃いたといいます。

幸子さんが学んだ朗読ボランティアは、視覚障がいのある方のために、本を朗読して音源を吹き込み、耳で聞ける本をつくるというものでした。「読み方ひとつにもイントネーションや間など多くのポイントがあり、簡単ではなかったけれど、やっていて楽しかった」、と幸子さん。5回ほど通ったものの、ご主人の転勤で修了することはできなかったそうですが、とても勉強になったといいます。さらに、この時に一緒に勉強した仲間とは今でもたまに会っているそうで、その度に話が止まらなくなるのだとか。気の合う友人を作れたことは、思いがけない収穫だった、と嬉しそうに話してくださいました。

例2 知人に勧められた、洋裁ボランティア

2017.3-2

香苗さん(仮名)は、パッチワークや洋裁が好きで、趣味として続けていました。やはりボランティア活動には興味があったものの、具体的に探してみることはなかったそうです。

香苗さんにボランティアの仕事を持ちかけてくれたのは、同じ地域に住む、民生委員をしている友人。たくさんのネットワークを持つその友人が、肢体不自由児施設と香苗さんを繋げました。内容は、その施設で必要な針仕事全般のサポートをする、というものでした。

日々消耗するカバーや制服の修繕から、「こんなものがあったら便利」という職員の声を聞きながら、衣服やタオルなどに少しの工夫を加えた制作まで、針仕事が得意な香苗さんにとってはそれほど骨を折ることはなく、楽しくできたといいます。「これまでは自分の家族などのために作る程度だったけれど、作った物に対して感謝され、喜ばれるという体験が驚くほどうれしかった」、と香苗さん。現在も、無理のないスケジュールで続けているそうです。

例③ ライターとして参加したボランティア

2017.3-3

幸子さんも香苗さんも、ボランティアへの関心と自分の得意分野とが合致したところで、気負いなく素晴らしい体験をしたことがわかります。

ここで少しだけ私自身の体験を紹介しましょう。手仕事も下手、腰が悪いので力仕事もダメ、特別な知識もない……と思っていた私ですが、地域のお店などを紹介する記事を細々と書いていたところ、市の福祉センターの方から福祉に関する広報誌のライターをやらないか、とお誘いをいただきました。当時は駆け出しでしたから、色々な方のお話を聞きに行く機会を与えていただけることがとてもありがたく、本当によい勉強になりました。記事にすることで、必要としている方と知人を繋げるといった小さな協力をすることもでき、始めた時には想像しなかった喜びを感じました。

福祉センターの方によれば、生活に不自由がある方のサポートをはじめ、様々な施設で手品や演奏を披露することや、公園の花壇の手入れなど、得意分野を活かせるようなものがたくさんあるといいます。各自治体や福祉センターに問い合わせれば、あなたに合ったボランティアを紹介してくれるはずですよ。

まだまだある、色々な形の社会貢献活動

2017.3-4

もちろん、ボランティアだけが社会貢献活動ではありません。まちづくりや子育てに関するNPOへの参加、募金活動など、関わり方や切り口は数えきれないほど。自分が好きなことで貢献できれば、無理なく続けることができますね。
本が好きな私は、最近、紛争や貧困などの理由で絵本を手にしたことがない子どもたちに、絵本を送るという支援のことを古書店の店主の方から教えていただきました。

(シャンティ国際ボランティア会 https://sva.or.jp/activity/program/ehon/

日本で出版されている絵本に、その国の言葉の翻訳シールを張り付け、子どもたちが母語でその絵本を読むことが出来るようにして送る、というものです。これも、たまたま店内でボランティアの話をしたことがきっかけで、教えていただいたのでした。

好きなことを出発点にして探してみる、社会貢献活動に関心があることを人に話してみる、といったところから始めると、自分に合った形の社会貢献をスタートできるのではないでしょうか。

今回は私の周りの体験談を紹介しましたが、具体的にどのようなものがあるのかなどについても、また別の記事でテーマ別に詳しく取り上げられれば、と思っています。

この記事を書いた人

青葉まどか

仙台市出身。趣味は本、音楽、映画、という典型的インドア(元)少女。ライター。腰痛持ちだが、時々喫茶店で手伝いもする。「やるなら楽しく、真剣に」がモットー。

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