合格目前!通訳案内士・二次試験の勉強法~後編~

カテゴリ名:
社会貢献

50代の受験者・合格者が最も多い、

国家資格「通訳案内士」。

訪日外国人を日本中その言語でガイドできる

大変やりがいのある、今大注目の資格です。

今年度の出願は6月に締め切りとなり、

8月中旬に筆記の一次試験が行われましたが、

合格への最後の砦、口述の二次試験が12月にあります。

そんな口述試験への学習方法を、「前編」に引き続き

昨年度に合格した現役通訳案内士が伝授します。

現在受験中のあなたも、これから受験を考えているあなたも、

実体験を交えての効果的な学習方法を知って、合格を掴み取りましょう。

▼前編を読んでない方はこちらから▼

合格目前!通訳案内士・二次試験の勉強法~前編~
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目次

※勉強法1.2.3は前編を参照

4.移動中はリスニング

5.観光サイトから表現を盗む

6.恥ずかしがらずに話す練習をする

7.まとめ

4.移動中はリスニング

試験官は、日本人1名と、受験する外国語のネイティブ1名です。

日本人の試験官は誰であろうとも、聞き漏らすことはありませんが、

外国人の試験官の場合、同じ言語であっても試験官の性別、出身地、声のトーンで

聞きやすかったり聞きにくかったりと、当たり外れがあるように思います。

私は実際の口述試験で英語とスペイン語の2つを受験しましたが、

英語の試験官はイギリス系の英語で、アメリカ英語に慣れている私にとっては非常に聞きづらく、

スペイン語の試験官はスペイン人で、南米に住んでいた私にとってこれも聞き取りにくく

不運に思った記憶があります。

実体験を踏まえてお勧めしたい学習方法は、

色々なアクセントのネイティブの音声を、移動中に聞き続けることです。

家から駅までの移動中、電車乗車中など、移動の時間はリスニングに充てる習慣をつくれば

おのずと毎日リスニングのトレーニングができます。

インターネット上には無料で聞けるラジオチャンネルが沢山あるので、

例えば英語受験者でしたらイギリス、アメリカ、オーストラリアなど

異なる地域の番組を聞き比べてみたり、

iPhone利用者であればPodcastで海外のニュースをダウンロードするか、

語学関連の番組もあるので、それらを活用してもよいでしょう。

好きな音楽を聴いている移動時間をリスニングに充てて、

効率的にリスニング力をアップさせていきましょう。

.観光サイトから表現を盗む

日本の事柄を外国語で説明するには、

その外国語の観光サイトに掲載されている文章から

使えそうな表現を抜き取って自分の表現にしていきます。

日本政府観光局(JNTO)のウェブページには

英語、中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語、

タイ語、インドネシア語、ポルトガル語、

ロシア語、イタリア語、スペイン語、

そして最近ではベトナム語でのページが開設されていて、

日本全国47都道府県の観光地や美術館等の情報が

それぞれの言語で説明されています。

また、観光サイト以外にも、外国人が書く旅ブログを読むと

実際にどこの観光地が人気で、どこに関心があり、

それらを外国語でどういう風に表現するのかをまとめて知ることができるので

とても便利かつわかりやすい表現方法を学ぶことができます。

口述試験では、いかにきれいな外国語表現を使えるかよりも、

いかにして伝えたい内容を相手に届けることができるのか、に重点が置かれていると感じたので

多少カジュアルな表現を使っても、合否に大きく影響することはないはずです。

6.恥ずかしがらずに話す練習をする

日本人の最大の難関は、「自信をもって外国語で話すこと」。

自分の語学力に自信を持つことは、簡単ではありません。

試験では、知識・教養・語学力が勿論問われますが、

ガイドとしての素質や人間性があるかも見られています。

自信がなさそうに、小さい声でぼそぼそと話してしまったら

とても外国人観光客をガイドできそうだという印象を残すことはできません。

反対に、多少知識や語学力で足りない部分が見受けられても、

明るく元気に説明し、なんとか伝えようとしている人の方が

ガイドとして活躍してくれそうな将来性を感じるでしょう。

そのためには、実践、つまり自分が外国語で話していることを

人に聞いてもらうことに慣れるしかありません。

私は毎日、家族にお題を出してもらい

その事柄について外国語でプレゼンテーションをし、

わからないトピックであっても、なんとか自分の持つ知識で話を繋ぐよう

訓練を重ねました。

明るく、笑顔に、少しオーバーに表現するよう心掛け、

最初は家族を相手に恥ずかしい気持ちがありましたが、

この訓練は試験に合格し、実際に通訳案内士として外国人と接する上でも

とても役立っていると感じています。

周りの人の手を借りながら、最大限に実践をして、

自信をもって試験にのぞめるよう力をつけていきましょう。

7.まとめ

一次試験を突破できれば、合格はもう目前です。

合格のための最後の難関、二次試験に向けて時間を有効活用し、

最大限の準備と自信をもって、試験に挑んでください。

通訳案内士という仕事は、簡単な仕事ではありませんが、

日本に興味を持ってきてくれる外国人に自分の国の良さを伝え

好きになってもらう手助けができる、とてもやりがいのある仕事です。

50代が最も活躍する資格、通訳案内士。

是非勉強を始めてみてください。

新しい一ページが、きっと開けるはずです。

この記事を書いた人

あんり

北海道生まれのマルチリンガルライター。元南米現地ガイドで、帰国後は通訳案内士として訪日外国人ガイドの案内や通訳・翻訳をする一方、旅行/語学系を中心に記事も執筆。

南米在住時からブログを通して、ラテン事情や観光情報等を伝えている。http://ameblo.jp/quito-anri/

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