今の自分が好き。年を重ねたからこそ楽しめる3つのこと

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コミュニケーション

50代。これから自分の人生を楽しめる年

20代・30代――仕事や家庭など毎日忙しく過ぎ去り、最近になりやっと一息ついた……という方も多いはず。これからはあなたの人生を思いきり楽しむとき。映画で例えるならば、エンディングにかけてますます盛り上がっていくところなのです。

一方、人生を思いきり楽しむときがやってきたと言われても、なかなかピンとこない方もいるかもしれません。今回は若いころにはできなかった50代の今だからこそ楽しめる3つのことをご紹介します。

1.ボランティア活動に参加すること

同年代だけでなく世代を超えた仲間ができる

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私は現在0歳児を子育て中です。近隣のボランティア団体が主催している子ども向けイベントに頻繁に参加しており、クリスマス時期にはクリスマス会(髭の長いおじいさんがサンタクロースに扮するので子どもたちは大興奮)など季節の行事、他にもわらべ歌といったレクリエーションを楽しんでいます。

その際にボランティアとして参加している先輩方と話す機会が多々あります。子育て世代の先輩としてアドバイスをいただき、本当に良くしていただいているのですが、ほとんどの方が口にするのは「私たちも楽しくてやっているから気にしないで」という言葉。

「子育てが終わった今、小さな子どもと触れ合う機会があるのはうれしい」
「ここにくれば色々な世代と話ができるし、仲間もできて気分転換になる」

ボランティアを通して生まれる、新たな人との関わり合いを楽しんでいるとのこと。

実際、総務省が平成23年に行ったボランティアに関する調査によると、40代以降から参加する人数がゆるやかに増加。活動内容の1位「まちづくりのための活動(10.9パーセント)」、続いて2位「子供を対象とした活動(8.2パーセント)」と近隣住民のために活動をされている方が多くなっているのです。(注1)

ボランティア活動に参加できるのは、仕事や子育てなどひと段落したから今だからこそ。
地域貢献はもちろん、活動を通して出会った人と新しい繋がりに人生がますます豊かになるでしょう。

外に散歩や買い物にいった際、イベントで顔見知りになった先輩と偶然会い、子どものほうから手を振って挨拶することがあります。

注1 データ引用:ボランティアに関する基礎資料(5)|国立教育政策研究所
https://www.nier.go.jp/jissen/book/h24/pdf/v_05.pdf

2.自分自身に手をかけること

自分を磨くことができる時間が生まれる

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これまでは仕事や家庭といった自分のすべきことにひたすら向き合い、時間を取られている状況でした。自分の内側ではなく外側に意識を向けて生活をしていた方がほとんどだったでしょう。

これからは仕事や家庭といった懸命に抱えてきたものたちが少しずつ落ち着き、自分自身に目を向ける時間が増えていきます。周りを喜ばせることから、自分自身を楽しませる余裕が生まれてくるとき。外見や内面など、自分を輝かせる時間ができたのです。

内面は理解できるけれど、今さら外見なんて……と躊躇する方もいるかもしれません。しかし、最近ではネイルサロンに通う50代以上の方が増えているそうです

ついには東京都狛江市に50代60代をターゲットとしたネイルサロンも登場。(注2)ネイルというと派手な印象があるものの、肌馴染みの良いカラーも多く、さり気ないおしゃれを楽しめます。

注2 50代60代のためのネイルサロン シャサネイルズ
http://ameblo.jp/shasa-nails/

3.美しいものを愛すること

心の余裕が感受性を豊かにする

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毎日を慌ただしく過ごしている間には、足元にある美しい花に気づくことができません。美しいもの――例えば絵画や音楽などの美術作品を鑑賞するには心の余裕が必要です。

若いころよりも年を重ねて余裕が出た今だからこそ、美しいものを素直に受け入れる感受性が高まっています。

実際、団塊の世代と呼ばれる層の年齢が高まるにつれ、美術イベントが年々盛況になっています

2016年に東京都美術館で開催された「マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展」では来場者数は763,512人、一日あたり10,180人と大盛況。この他にも同年では「ルーヴル美術館展 日常を描く ―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」が662,491人を超えています。

2015年のトップが国立新美術館で開催された「オルセー美術館展」で696,442人、一日あたり7,570人ですから、その盛況ぶりがお分かりいただけるはずです。(注3)

さらに鑑賞するだけでなく実際に筆を執ったエピソードも。

2012年、栃木県に住む50代男性が描いた絵画がルーブル美術館の公募展で最高賞にあたる「フランス芸術最高勲章」を受章。(注4)

彼は若い頃に画家を目指していたものの落選続きで挫折したものの、50代で奮起。くすぶっていた心に再び火が点き、絵画から高い評価を受けるに至りました。

芸術などクリエイティブな世界を心から楽しむことができるのは、年を重ねたからこそです。

注3 データ引用:【レポート】2015年美術展入場者数 BEST20
http://www.art-annual.jp/news-exhibition/news/56352/

注4 エピソード引用:50代で再開 絵に仏最高賞-YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/local/tochigi/feature/CO005273/20140104-OYT8T01089.html

 まとめ

今は年齢に捕われない生き方ができる時代。何歳でも自分らしく、そして楽しく生きよう。

少し前までは、「○歳は○歳らしく、年相応に生きるべき」といった強い固定観念がありました。しかし、現代は年齢で区切るような考え方はほとんどされず、むしろこれから迎えるシニア世代に向けて自己実現ができる環境が整っている時代

例えば旅行ではユニークなパッケージツアーが開催。初めての海外もしっかりサポートしてくれるものも。雑誌でも常に新しい生き方が提案されており、さまざまな選択肢からより自分らしい生き方を選べるのです。

年を重ねたからこそ、これまでに出会ったことも多いはず。過去の経験から自分の「好き」を探して、いくつになっても新しい挑戦をして行きたいものですね。

この記事を書いた人

榎しおこ

群馬県出身・都内在住。現在は2016年3月生まれの娘を子育て中です。

以前は女性向けWEBコンテンツ製作会社にて企画と運営を約5年間経験し、以降フリーライターとして活動。現在は娘に振り回されつつも「コミュニケーション」「生き方や働き方」「終活」をメインに執筆し、WEB媒体や雑誌・フリーペーパーに寄稿しています。趣味は国内旅行。独身時代は一人リュックサックを背負い、全都道府県を制覇しました。

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