意外と知らない!?冷凍の基本!~ちょっとしたコツで美味しく冷凍~

カテゴリ名:
健康

食材を余らせてしまって仕方なく冷凍。そして解凍してみたら美味しくなかった・・・

そのようなご経験皆さんあると思います。

「やっぱり冷凍って良くないね」と感じていらっしゃる方も多いかと思いますが、それは冷凍方法が間違っている可能性があります!

そもそも冷凍は元の品質を長く保つ優れた保存技術です。冷凍を正しく活用すれば、美味しく食材を長く楽しむことができます。さらに、食材をまとめて下処理してから冷凍すれば、日々の食事作りの時短にもなります。

申し遅れましたが、私は冷凍生活アドバイザーの西川と申します。

「冷凍から豊かな食生活を!」をテーマに日夜活動しております。冷凍食品の企業で商品開発などを経験し、今は日本では数少ない「冷凍専門家」として活動しております。

冷凍専門家が教える本当に生活に役立つ冷凍ノウハウを、厳選してお届けしていきます。

今回はそんな冷凍の「意外と知らない基本」をお伝えします。

冷凍の基本①鮮度の良い状態で冷凍する

意外と知られていませんが、冷凍における最も大事なポイントは「鮮度の良い状態で冷凍する」です。

良い冷凍のポイントの8~9割以上影響すると言えるくらい大事なことです。

実を言うと冷凍とは、「良くも悪くも元の状態を維持する技術」です。つまりは鮮度が良く美味しい食材を冷凍すれば、解凍後も美味しく食べられますが、鮮度が悪く美味しくない食材は、どんなに正しい冷凍をしてもそれ以上美味しくはなりません。それだけ元の食材の状態が大事ということです。

食材を買ってきて、使い切れずに何日も経ってから、慌てて冷凍する方が多いと思いますが、それは食材の冷凍においては良くありません。

正しくは、購入したときに、今日明日中に使える分量と使えない分量を判断し、使えない分量をその日のうちに冷凍するのが理想的です。冷凍する判断をいつもより早めることを心がけてください。

これだけでも、「美味しい冷凍」を実現できます。

冷凍の基本②できるだけ空気と遮断する

冷凍は元の品質を長く保つ優れた技術ですが、1つ大きな問題点があります。

冷凍庫内は「非常に乾燥」しています。

冷凍庫内は-18℃以下という非常に低い温度のため、空気中の水分も凍るので湿度が非常に下がり、極度の乾燥状態になります。この中に何も考えず食材をただ入れてしまうと、食材からどんどん水分が奪われて、干からびて美味しくなくなってしまいます。

そのため大事なのは「できるだけ空気と遮断する」です。

空気との接触面積を減らすことで、乾燥を防止します。

そのための方法としておすすめなのが、「ラップ」と「冷凍用保存袋」です。ラップは食材のまわりにぴったりと貼りつくので、表面の乾燥を防ぐことができます。さらに冷凍用保存袋は、通常の袋より厚みがあるので、よりしっかりと空気を遮断することができます。保存袋に入れてからも、空気をしっかり押し出してから封を閉じるのがポイントです。袋にしわがよるくらい、しっかり空気を抜きましょう。

あと、調味料などで味付けをしてから冷凍するのもオススメです。調味料で味がつくだけでなく、調味料の水分が食材のまわりにコーティングされて、表面の乾燥を防止することもできます。

冷凍の基本③薄く平らにして冷凍する

冷凍するときに大事なのは、「できるだけ早く凍結させる」ことです。

ダラダラと長い時間をかけてしまうと、細胞中の氷が大きくなってしまい、細胞を傷つけてしまいます。そうすると解凍時にドリップと呼ばれる液体が、うま味や栄養分と一緒に流れ出てしまいます。

できるだけ早く凍結させるポイントとしては「薄く平らにする」ことです。

ブロック状の塊のまま冷凍庫に入れてしまうと、冷気が中心まで伝わるのに時間がかかり、凍結するのに時間がかかってしまいます。薄く平らにしてから冷凍庫に入れれば、冷気が均一に素早く伝わるため、より早く凍結させることができます。

冷凍庫での保存期間は?

冷凍保存した時に気になるのは保存期間ですよね。

実際、家庭用冷蔵庫の冷凍庫の温度は-18℃以下に設定されていますが、この温度帯であれば食品を腐らせる原因となる細菌は増殖できないです。

つまり冷凍庫に保管をしておけば、基本的には食品は腐ることはありません。

しかし、一般のご家庭では、冷凍庫の扉の開け閉めが頻繁に行われますが、その開け閉めの度に冷凍庫内の温度が上昇します。温度が上昇してしまうと、中に入っている冷凍食材が部分的に解凍されてしまい、その際に細菌の増殖や品質の劣化が起きてしまいます。

そのため、ご家庭での冷凍庫での保管は、基本的には「1ヶ月以内」を目安に使い切ることが大事です。

冷凍したからといって安心せずに、使うことも考えて冷凍することが大事になります。

冷凍でよりよい食生活を

正しい冷凍の基本、いかがでしたでしょうか?

正しく冷凍すれば、食材を長く美味しい状態で楽しむことができます。冷凍技術を活かすことで、普段の調理の時間を短縮することができるだけではなく、美味しく、さらに種々の食材を食生活に手軽に取り込むこともできます。冷凍を活かし、簡単で手軽に豊かな食生活を実現してください。

今回は「冷凍の基本」を紹介しました。
次回の記事では、冷凍の方法と同じくらい大切な「解凍方法」についても詳しく解説していきます。お楽しみに!


この記事を書いた人

冷凍生活アドバイザー 西川剛史

【冷凍生活アドバイザー】として、「冷凍」を活かした手軽で豊かな食生活を提案。

家庭での食材の冷凍テクニックをまとめた著書、「もっとおいしくなる超・冷凍術」(洋泉社)を発売。 さらに家庭での冷凍テクニックを理論的に体系的に学べる資格講座として「冷凍生活アドバイザー養成講座」 (日本野菜ソムリエ協会)を開講。数少ない「冷凍」の専門家として、テレビ・雑誌などで活躍中。

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