50代女性特有のコミュニケーションの悩み3つと解決法

カテゴリ名:
コミュニケーション

私は現在0歳児の娘を育てています。地域で開催されている子ども向けイベントに度々参加し、ボランティアで参加している先輩方と会話をする機会が多々あります。

先日はわらべ歌の教室に参加し、昔ながらの歌と手遊びを教えてもらい娘は大興奮です。帰りには折り紙のお花をもらい、興味深そうに眺めていました。

イベントが終わったあと、そのままボランティアの女性と会話をする機会があったのですが

ピュアな赤ちゃんと触れ合っているときがいちばん落ち着く
人づきあいって大変よね

としみじみ語っていました。深くは追及しなかったものの、言葉の節々から人間関係で悩んでいるのかな……?といったことが感じとれたのです。

人間関係を改善したいと願う女性はかなり多い。

厚生労働省が平成22年に発表した「性・年齢階級別にみた主な悩みやストレスの原因」データを見てみると、50代女性は「家族との人間関係」「家族以外との人間関係」に悩みを抱えている人がそれぞれ20パーセントを越えています。

さらに言うと、家族との人間関係の方が他人との関わり合いよりも悩みやストレスを抱えていることが分かります(注1)。

私はライター業をしているため、空き時間は本を読んだりインターネットで情報収集をしたりしています。その中には上記の悩みを解決するヒントになるのでは?といった明言が数多く存在します。

今回はインターネット上でよく見かける50代女性特有の家族・そして周りとのコミュニケーションの悩み3つと解消法を名言をヒントにお話ししていきましょう。

注1 データ参考:III世帯員の健康状況- 厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa10/3-3.html

 悩み1・夫との会話がなく、退職後が心配。

解消法:表面上の関係より心が通った同士であるかが大切。

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個人差はあるものの、子どももある程度大きくなっています。学校や仕事など家から離れる時間が増えているはず。そうなると夫と二人きりといったシチュエーションが増えていきます。

そんなとき、夫との会話がないと悩む女性が多い様子このまま夫が退職したらどうなるのだろう……と悩んでしまいます。

しかし、夫婦の場合は表面上の関係よりももっと深いところに本質があるもの。
俳優・アーティストとして活躍している美輪明宏氏の夫婦に関する名言があります。

夫婦の相性は人それぞれ。同じ目的を持ち、同士のような関係の夫婦は深い絆で結ばれている。
引用: 夫婦名言集
http://meigen.keiziban-jp.com/%E5%A4%AB%E5%A9%A6

例え会話がなくても同じ方向を見ていれば心配はないのです。もし違う方向を向いているな……と感じたときには、新しい趣味などに誘って。趣味を通して夫婦の絆が強くなったと言うのはよく聞く話です。
私の周りにも「冬に美味しい蟹を食べにいくことが共通の趣味」といった仲が良いご夫婦がいます。

そんな些細なことであっても、何か一つを共有することでその他の足並みがそろうことは大いにあります。これからの長い人生、同士になるように努力をしてみましょう。

悩み2・子どもと距離を感じる。自立して寂しい。

解消法:干渉し過ぎはお互いにとって苦しいだけ。心を離さないことが大切。

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子どもはいくつになったも心配になるものです。私も学生時代はもちろん、親になった今でも心配をしてくれていると感じる場面が多々あります。しかし、その心配を言葉や行動でストレートに示すと……残念ながら子ども側としては「面倒くさい」となってしまうのです。

子育てに関して、山口県に住む教育者の方がまとめた「子育て四訓」というものがあります。

子育て四訓
1.乳児はしっかり肌を離すな
2.幼児は肌を離せ 手を離すな
3.少年は手を離せ 目を離すな
4.青年は目を離せ 心を離すな

引用:校長通信No.4 子育て四訓
http://www.oklab.ed.jp/yanisi/h19/kouchou/newpage4.htm

これから先、子どもは自分で道を選び進んでいきます。そのときにあれこれと世話を焼くのではなく、気持ち(心)を伝えていきましょう。

「いつでもあなたを応援しているよ」「あなたの味方だよ」――こういったセリフをかけてあげるだけで、子どもはいつでも親を身近に感じ、ここぞというときには頼りにしてくれるはずです。

例えば子どもが外出先から元気なく帰ってきたとき。

「どうしたの?何があったの?」といきなり落ち込んでいる原因を問うのではなく、「いつでもあなたを応援しているから、何かあったら相談してね」と優しく声をかける。

「どんなに辛いときであっても、私にはお母さんがいるんだ」と思える関係がベストではないでしょうか。

悩み3・長年の友人と価値観が合わず、付き合いに違和感を覚えるように

解消法:他人を変えるのは難しい。こちらが柔軟になれば相手が気付くかも。

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友だちと言える相手はとても貴重。しかし、その一方で長年付き合ってきたけれど縁を切った……というトラブルも目にします。

私の知り合い女性の話になりますが、30年来の親友とあっさりと絶縁してしまったのです。彼女曰く、「ここまで年齢を重ねたら相手を変えることは難しい。違う道を選ぶしかない」とのこと。

確かに人を変えることは難しいものです。さらに年を重ねるとこれまでの経験や価値観から柔軟性を失いがちなのも事実。

選択肢は付き合いをやめるか?または自分が変わるか?しかありません。

2015年度・AC(日本広告機構)のCMで有名になった、相田みつを氏の「セトモノ」という詩をご存じでしょうか。

セトモノとセトモノとぶつかりっこするとすぐこわれちゃう
どっちかやわらかければ だいじょうぶ
やわらかいこころを 持ちましょう

引用:相田みつをさん詩集
http://www.geocities.co.jp/MusicStar-Drum/1546/aai-18.html

ぶつかり合って縁を切るのは簡単です。嫌なことがあったからと一方的に疎遠にするのではなく、「あなたのそういうところは好きだけど、ここは直して欲しい」「これからもお付き合いしていきたいから、そういった態度はやめてほしい」など柔らかな対応を心掛ければ、
相手もあなたの優しさに気づき、お互いに思いやれる日が再び訪れるかもしれません

まとめ

ストレスをうまく発散させるためには、「誰かと関わる」「気兼ねなく話す」環境をつくるのが一番

悩みごとを抱えていると、どうしても心はふさぎがちになってしまうもの。しかし、それでは人生を楽しめませんよね。冒頭でも触れましたが、ボランティア活動はストレス発散におすすめです。

特に人と関わるボランティアは子どもやお年寄りなど世代の異なる人たちとコミュニケーションを取ることにとって気分転換になるだけでなく、視野が広くなります
「ありがとう」と感謝されるので新たな生きがいにも。

ボランティアの探し方は市区町村の市民活動窓口に問い合わせをしてみる、地域名+ボランティアで検索してみる、まずはイベントに参加してみて情報を収集するといったやり方があります。

また、無料で電話相談を主催している自治体もあり、夫婦関係や人間関係、生きがいについてなど気軽に話しができます。第三者に打ち明けることにより問題が整理され、これから自分がどう動いていけば良いのか分かるケースも多々あります。

人生、これからますます輝くとき。一人でふさぎ込んでいるのはもったいないですよ。

この記事を書いた人

榎しおこ

群馬県出身・都内在住。現在は2016年3月生まれの娘を子育て中です。

以前は女性向けWEBコンテンツ製作会社にて企画と運営を約5年間経験し、以降フリーライターとして活動。現在は娘に振り回されつつも「コミュニケーション」「生き方や働き方」「終活」をメインに執筆し、WEB媒体や雑誌・フリーペーパーに寄稿しています。趣味は国内旅行。独身時代は一人リュックサックを背負い、全都道府県を制覇しました。

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