合格目前!通訳案内士・二次試験の勉強法~前編~

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心の豊かさ

2020年の東京オリンピックを控え

更に勢いを増して増加し続けているのが

訪日外国人観光客。

東京、京都などの主要都市/主要観光地では、

外国人を見ない日はなく

日本人を見つける方が難しい時もある程です。

そして、その増え続ける訪日観光客のガイドができる

国家資格「通訳案内士」という資格の人気も

ここ数年高まり続けています。

今年度(平成29年度)の通訳案内士試験は6月に出願を締め切り、

8月中旬に一次試験(筆記)が実施されますが、

一次試験の後に待ち受けている二次試験(口述)をクリアしなければ

合格を手にすることはできません

今年度受験中のあなたは勿論のこと、

来年度以降の受験を考えている方も必読!

昨年度に2か国語で合格した現役通訳案内士が

二次試験への勉強法を、前編・後編にわけてご紹介していきます。

通訳案内士・二次試験への勉強法~前編~

1.まずは敵を知る

2.勉強をやめない

3.一次試験問題を見直す

4.まとめ

1.まずは敵を知る

勉強に取り掛かる前に、試験の出題内容や傾向を調べましょう。

日本政府観光局(JNTO)のウェブページに

「通訳案内士試験ガイドライン」が掲載されていますが、

要点をまとめると

・日本の観光地等に関連する地理・歴史・一般常識・文化のうち、

 外国人観光客の関心の強い題材にて、ガイド業務をロールプレイさせる

・試験時間は10分

・試験内容は2題;

 1:試験官が読み上げる日本語を外国語へ訳す「通訳問題」

 ※試験官の読み上げる内容はメモをとってOK

 2:提示される3つのテーマから選んだ1つについて説明し、

  それに基づいた質疑応答する「プレゼンテーション問題」

となっています。

合否の判基準については、

・予め設定された評価基準の6割を合格基準点として判定する。

・評価項目は4つ;

 1.プレゼンテーション

 2.コミュニケーション(臨機応変な対応力、会話継続への意欲等)

 3.文法及び語彙

 4.発音及び発声

昨年度のガイドラインから変更になった点もあり、口述試験では

「外国人観光客が多く訪れている又は外国人観光旅客の評価が高い観光資源」

に関する主要な事柄から出題されることになったため、

どこが実際に外国人に人気なのか、どこに興味を持っているのかを

具体的に把握する必要があります。

ただ漠然と通訳力、対話力をアップさせるだけではなく、

何が実際に狙われるポイントなのか、ガイドラインを参照して

学習計画を立てていきましょう。

過去問も大変参考になり、同じ問題が繰り返し出題されたこともあるので

必ずチェックしてみてください。

2.勉強をやめない

今年度(平成29年度)の通訳案内士試験は

一次試験(筆記):8月20日

一次試験結果発表:11月9日

二次試験(面接):12月3日

二次試験結果発表:12月末

例年同様ですが、一次試験の結果が出てから二次試験までの時間が

たったの一カ月弱しかないのです。

つまり、結果を待ってから勉強するのでは

時間が足りずに間に合わない可能性があるということです。

毎日コツコツと勉強を続けた成果を一次試験で出し切り、

無事試験が終わると、まずはほっと一息ついて

ちょっと数日休んでから二次試験の勉強を始めよう。

もしかしたら落ちているかもしれないから、結果が出てから取り組もう。

そう思いがちですし、

私も実際に一次試験が終わった後は一度燃え尽きて、

1日ぐらい休もう、と思っていたのがあっという間に

1か月ぐらい何もせずに過ぎてしまいました。

折角毎日勉強する癖がついていたのに、数日休んでしまうだけで

再び机に向かい習慣化させることは思ったよりも難しく、

まだ大丈夫、まだ先のことだから、と甘く過ごしていると

あっという間に12月を迎えてしまいます。

私の実体験からの反省は、

一次試験の後に勉強をしない期間をあけないこと、です。

試験間近の時のように、みっちりと取り組み続ける必要はありませんが

毎日1時間、毎朝30分、寝る前に30分、など

負担にならない程度に継続していくことが大切です。

3.一次試験問題を見直す

ガイドラインに記載されているように、口述試験は

総合的な外国語の能力並びに日本地理、日本歴史及び一般常識に係る

正確な知識を活用して行われる、通訳案内の現場で必要とされる

コミュニケーションを図るための実践的な能力について判定する。

とあります。

つまり、一次試験に向けて勉強してきた語学+社会科3科目の知識を

外国語で説明することができるかが問われるということです。

その年により問題の出題傾向は若干ことなり(大幅に異なることもありますが)、

一次試験で出題された内容、単語、分野に関連した事柄が

二次試験で出題される可能性は大いにあります

一次試験終了の翌日には、いくつかのアカデミーや語学学校から

解答速報が出されますので、それを参考にしながら答え合わせをし、

わからなかった題材、単語を勉強しなおしましょう。

4.まとめ

まだまだ先のことに思えても、

あっという間に試験日はやってきます。

年に一度しかない国家試験。

合格すれば晴れて憧れの通訳案内士、

不合格ならばまた1年後の再挑戦です。

まだ受験をしたことがない方も、

外国語が得意だったり、日本や旅行が好きであれば、

誰でも掴み取ることができる資格だと思っています。

次回、「後編」では更に具体的な勉強方法を

私の実体験を交えながらご紹介してきます。

どうぞ、お楽しみにしてください。

この記事を書いた人

あんり

北海道生まれのマルチリンガルライター。元南米現地ガイドで、帰国後は通訳案内士として訪日外国人ガイドの案内や通訳・翻訳をする一方、旅行/語学系を中心に記事も執筆。

南米在住時からブログを通して、ラテン事情や観光情報等を伝えている。http://ameblo.jp/quito-anri/

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