終活はまず何からはじめればいいの?最初の1,2歩

カテゴリ名:
終活

終活の正しい始め方

最近は少子高齢化の影響で、高齢になった両親を介護する子供の数も減り、葬儀の在り方も変わってきました。

また、お墓も引き継ぐ人が減り、地方の墓は毎年かなりの数の墓を引き継ぎ手がない墓として処分していると言われています。

そのような中で終活という考え方が広まり始めました。

終活は早すぎても考え物ですが、いつから始めるのが一番適切なのかを考えてみます。

終活を始めるタイミング

the book
日本人の平均寿命は2016年には男性が80.50歳、女性が86.83歳となりました。
参考データ:総務省統計局
先進国の中では世界でもトップクラスの高齢化率です。

しかし、その一方で15歳以上の労働人口は減る一方です。

昔は老いてからは子供に介護をしてもらい、亡くなった後は一家の家長が墓守をするのが一般的でした。

ところが年々少子化が進み、墓を継ぐ人もいなくなりました。また高齢の親より先に亡くなる方もいます。

昔のように介護を頼めず、先祖の墓さえ守ってもらえないかもしれないという事実が多くなりました。

現在、多くの日本人が考えているのは『対処してくれる人がいないなら自分で決めておくのが良いのではないか』ということです。

もちろんお子さんがいて何も心配する必要がなくても、終活はしておいたほうが良いと考えている人は増えているようです。

とあるアンケートによると終活を始めるべき年齢は70代からと答えている人が最も多いという結果が出ました。

おそらく60代では早く、70代なら80代ほど高齢ではないけれど、平均寿命を考えるとちょうどよい年齢という訳です。

そして、多くの回答の中で目立つのは『配偶者がなくなったら考える』というものです。

長年連れ添った方がなくなった時、自分の終活も考えておく機会ができるからでしょう。

終活をいつから始めるかというよりも、何かしらのきっかけにより終活を始める人が多いようです。

男女でも終活に関する意識は違う

Japanese
平均寿命は男性が80.50歳、女性が86.83歳になりましたが、女性の方が男性よりも約7歳ほど長いという結果です。

そのため終活に関しても女性の方が終活の必要性を感じているようです。

もちろん今の高齢者で終活という言葉自体知らない方も大勢いて、遺言のことだと思っている方もいらっしゃいます。

日本の伝統的な考え方には、自らの死を捉えて家族と話し合うような習慣がありませんでした。

そこに終活という新たな考え方が入ってきて、改めて自分の死、家族との関係性を考える機会が増えたということです。

男性なら財産が女性よりも多いので終活は余計に考えたほうが良いと思われますが、一般的に男性の場合は就活については45%程度の方が必要とは思いつつも実行にうつす方は少ないようです。

どちらかというと正式な形での遺言書作成などに意識が向きがちです。

終活の目的とメリットとは

Todo list
終活について正しい方法をよく理解している方は案外少ないかもしれません。

そのため各地で終活セミナーなるものが沢山開催されています。

葬儀社主導で行うもの、寺院主体で行うもの、自治体などが行うものなど。

その背景には色々な思惑があるかもしれませんが、営利団体の場合は『葬儀社のメリット』を説き、寺院は『お寺に帰依することの大切さ』を説き、自治体は『早い段階での相続を決めておくこと』などが紹介されたりします。

本質的にはどれも正しいのですが、実際に本人がしなければいけないのは以下の3つです。

① 伝えておきたいことをまとめる

② 自分の身の回りの整理をする

③ どのような葬儀をしたいかを具体的に記す

このようなことを行っていきます。

エンディングノートは葬儀になった場合、遺族が困らないように生い立ちや趣味、遺産の相続などを記しておくことをおすすめします。

また身の回りの整理は遺品や財産(有価証券、預金、不動産など)の整理についてです。遺産相続についても事細かに決めておくと良いでしょう。

これが最ももめるもとになることが多いので、しっかりご自身でまとめましょう。

このようにエンディングノートなどに自分の考えを記しておけば、どのような葬儀が望みなのか、どのように何を整理したいのかがはっきりわかり、自分だけでなく遺族にとっても役に立つものになります。

終活の目的は、自分の死後の処理を円滑に進めるための指南書です。

終活をいつから行うかということは誰にとっても悩ましいことです。あまり若くても本当の意味での死を意識せずに考えるかもしれません。

一方で歳を取りすぎると判断力が低下する場合もあるでしょう。

ちょうど良い時期はその方によって変わりますが、誰かに強制させるものではなく、もし自分が死んだ後はどうなるか、ということが心理的に現実味を帯びてきたときに始めるものです。

早い遅いという概念はありませんが、せめてエンディングノートに記す時に、家族と相談できる余裕や体力があるうちに行いましょう。

最新記事一覧