日本唯一!世界最高峰アリバカカオのチョコレート専門店・MAMANO(前編)

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旅行

世の中は空前の、カカオブーム。

「Bean to bar(ビーン・トゥー・バー)」という

言葉がよく聞かれるようになり、

カカオの産地に拘ったダークチョコレートが

年々人気を集めています。

12月のクリスマス、そして2月のバレンタインを前に、

町中にチョコレートスイーツが溢れる中、

『神様のチョコレート』を謳うスイーツ店に注目。

世界最高峰カカオで作るチョコレートと、店主の熱い思いに密着しました。

アリバカカオ専門チョコレート店『MAMANO』

赤坂見附駅から赤坂方面に歩くこと、数分。

赤坂フローラルプラザビルの1階角に、何やら賑わうお店を発見しました。

こちらが話題のチョコレート店、『MAMANO(ママノ)』です。

おのお店の、一体何が特別なんでしょう?

それは、アリバカカオ専門のチョコレート店だというところ。

南米エクアドル原産のアリバカカオは世界最高峰のカカオとして有名で、

生産量も限られており、かなり希少かつ人気な品種。

世界中の有名パティシエがこぞって買い付けしたがるほどです。

そんなアリバカカオ専門店は、日本に唯一このMAMANOだけ

店内で接客真っ最中のこの男性が、

店主の江沢孝太郎さん(31歳)です。

江沢さんがMAMANOをオープンさせたのは、今から5年前。

もともと大学時代から起業願望があった江沢さんは、

世の中に貢献できる職種を求めてIT企業に入社。

2011年に退職した折に東北大震災を経験し、被災地ボランティアの活動を通して

ITという見えないサービスよりも手触りがあり、

人の役に立っていると実感できるもので起業したいと思ったと言います。

被災地物産展を有楽町でやっていた時に、

想いがこもったものを通して、

売り手も買い手も両方が幸せになれる

そんなものがいいなと思ったんです。

さて、店名のMAMANOは、

「母」を意味するMAMA「手」を意味するMANO

を繋げたスペイン語の造語。

カカオの原種、つまりカカオの母であるアリバ種に由来して、

「MAMANO=お母さんの手」という名前にしたんだとか。

そして「神様のチョコレート」というキャッチフレーズは、

アリバカカオの学名が「テオブロマ」=神様の食べ物

という意味であることにちなんでいます。

名前からだけでも、その希少性が伝わりますね。

では、そのアリバカカオと江沢さんの出会いは、どこにあったのでしょう?

MAMANO起業前は、飲食業にもチョコレートにも全く縁がなかった江沢さん。

アリバカカオとの出会いは、突然訪れました。

たまたま世界中を飛び回って希少植物などを研究している化学者の方と知り合うことができ、

エクアドルのアリバカカオを紹介してもらえたんです。

なんでも、もともと森林開発の博士だったエクアドル在住のドイツ人の方が、

焼き畑をしない自然農法で育てたカカオを売って

自然と現地農家を助けたいと販売先を探していると言うんです。

カカオについて全くの初心者でしたが、

アリバカカオを一口食べて、ライチのような香りとフルーティーな味わいに感動。

チョコレートなら全ての人が笑顔になれ、

フェアトレードで適正価格で購入し、焼き畑をしない、農薬を使用しない、

地球と人に優しいものを創り出せると思い、これで始めようと決意しました。

フェアトレードの良さは、自然環境と農家の収入安定だけではありません。

カカオの栽培からチョコレートの製作まで、

強制労働を強いられたり、児童労働させられている子供たちがいなく、

誰も苦しまず、自然も破壊せず、消費者も罪悪感を抱くことなく

みんなが安心して食べることができる。

そこが最大のポイントです。

江沢さんが起業を決めたのは、2012年。

そこから半年間の準備を経て、

ここ本店である第一号店が赤坂見附にオープンしたのは、2013年2月のことでした。

一番の苦労は何ですか?と伺うと、

「ずばり、チョコレートづくりです!」

というお答えが。

なんと、チョコレート作りは、驚くことに全てが独学だったんです。

最初はショコラティエを雇わず、まずは自分でやってみようと決めたんです。

図書館で1週間で10冊程借りてきては読み、

工場でひとりポツンとインターネット動画を見て、

チョコレートのツヤの加減やプロのパティシエの技を真似しました。

器具の使い方さえもわからなかったので、とにかく使いながら覚えました。

何度も失敗して、試して、ひたすらその繰り返しでしたね。

オープン当初はワレチョコと生チョコのみを販売。

「自分で作れるチョコレートがその2種類しかなくて、必死でしたね。」

と振り返る江沢さん。

相当努力をされたことが伝わってきます。

さて、お店の裏手にまわってみると、そこにはチョコレート工場が。

ここはオープン当初店舗として利用していた場所で、

ガラス越しにパティシエのチョコづくりの模様を見ることができます。

工場には添加物は一切おかず、基本素材は

国産生クリーム、国産バター、アリバカカオチョコレートと砂糖のみです。

アリバカカオの特徴は、フルーティーな風味。

MAMANOではアリバカカオ70%のクーベルチュールを使用していますが、

カカオ70%とは思えない程苦みがなく、

ダークチョコレートが苦手な人でも美味しく食べられます。

更に、食物繊維も豊富なので

お通じが良くなりました!と報告してくれるお客様もいるそうです。

健康にも美容にも良いチョコレートなんて、嬉しいですよね。

ここ赤坂見附本店の他に、

今年6月にオープンした、赤坂メトロ店(美体心)、

そして先月11月17日にオープンしたばかりの

新宿マルイ店(本館5階)の計3店舗にて販売しています。

自分へのちょっとしたご褒美に、

友達や会社の人への手土産に、

そしてこれからのクリスマスやバレンタインの贈り物に、

世界最高峰のアリバカカオの味を、是非お試しください。

次回は【後編】。

MAMANOの拘りのチョコレートを、

店主のおススメと合わせてご紹介いたします。

どうぞお楽しみに!

店舗情報

MAMANO 赤坂見附本店

住所:107-0052 東京都港区赤坂3-8-8 赤坂フローラルプラザビル一階

電話:03-6441-2744

営業時間:

■平日 11:00-23:00
■土日祝  11:00-18:00

HP: http://mamano-chocolate.com/

オンラインショップ:http://shop.mamano-chocolate.com/

この記事を書いた人

あんり

北海道生まれのマルチリンガルライター。元南米現地ガイドで、帰国後は通訳案内士として訪日外国人ガイドの案内や通訳・翻訳をする一方、旅行/語学系を中心に記事も執筆。

南米在住時からブログを通して、ラテン事情や観光情報等を伝えている。http://ameblo.jp/quito-anri/


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