体に優しい拘りの日本食料理屋・『割烹 和田』

カテゴリ名:
旅行

最近のグルメトレンドと言えば

インスタ映えする派手な料理。

そのトレンドには決して流されず

シンプルを貫く日本食料理屋

麹町にありました。

日本人の心の味、和食。

素材そのものの良さを最大限に引き出して

体に優しいお料理を届けてくれる

そんな温かいお店を取材しました。

割烹和田

有楽町線・麴町駅から徒歩1分。

明かりが灯る、ひっそりと隠れ家のようなお店が

今日ご紹介する日本食料理屋です。

『割烹 和田』

2006年にオープンした北参道のお店が

現在の麹町に移転したのは2011年。

駅からのアクセスがよく、

周りにオフィスビルもあることから

平日のランチの時間帯を中心に混み合う人気店です。

こんじんまりとした店内は、

カウンター8席、2~8名の個室一室のみ。

まさに隠れ家です。

個室は8席まで入れることができますが、推奨は6席。

一室のみのため、要予約ですが、

慶事・法事での利用、グループでのお食事には

こちらの落ち着いた空間がぴったりでしょう。

こちらが店主の和田浩伸さん。

日本料理屋で15年修業したのち、

2006年に独立して『割烹和田』をオープンしました。

和田さんが料理人を志すようになったきっかけを伺うと、

手に職をつけたい思いがあり、

衣・食・住のうちに最も欠かせない、

かつ機械では作り切れないのが「食」だと思いました。

人は食べないと生きていけないですから

食であれば仕事を失うこともないでしょうし、

そんな思いから料理人への道を歩むことになりました。

15年にも及ぶ修業はとても大変だったそうで、

修業はかなり厳しかったですね。

日本食は拘りだすと、「道」が多いんです。

メニューを書くには書道

店内を飾るには華道

そしてお茶をたてる茶道

それらの分野も勉強しました。

和田の名刺のデザインや文字も、店主の自作です。

修行で得たセンスが光ります。

和田の特徴は、実にシンプルであること

体に良い食材に拘り、

素材の良さをそのまま活かせるように

シンプルな味付けにしています。

今流行りのインスタ映えはしませんが、

見映えばかり飾ることなく

基本はしっかりと抑えながら

優しい料理をお出ししています。

その季節に合わせた食材で、自家製のお土産品も販売しています。

人気No.1は『栗の渋皮煮(税別3500円』

愛媛県産の大粒の中山栗を、柔らかく煮ています。

他にも、鰹のふりかけ、冷やしぜんざい、大根の漬物など

自宅用にも手土産にもぴったりです。

そんな和田のランチメニューは

●選べる和膳(メインは4種類から選択)

●愛知産うなぎの土鍋まぶし

●松花堂

の3種類。

今回は一番人気でお店のイチオシでもある、

『愛知産うなぎの土鍋まぶし』を頂きます。

その前に、ドリンクをオーダー。

『自家製ジンジャエール(税込500円)』

生姜、水、砂糖、蜂蜜、香辛料を煮出した物をベースに

炭酸水で割ったオリジナルドリンクで、

生姜のピリッとした辛味と

ハチミツの自然な甘みが絶妙にマッチ。

すりおろした生姜の食感も楽しめます。

そしてこちらが人気No.1のランチメニュー

『愛知産うなぎの土鍋まぶし』

土鍋に入った鰻、温泉卵、香の物、

味噌汁、デザートがセットになっています。

お米は山形県のはえぬきを使用。

鰻は愛知県の一色産で、

注文を受けてから蒸して蒲焼にします。

特製の土鍋のおかげでご飯にはおこげ

アツアツのまま頂くことができます。

店をオープンしたのは35歳の頃でしたが、

この土鍋まぶしは30歳の時に考案したものです。

石焼きビビンバを食べたときに、

ひつまぶしを土鍋で提供しては?と思いつき、

以来誰にもアイディアを盗まれないようにと

秘密していた自信作です。

この土鍋まぶしの嬉しいところは、

三度違った味わいを楽しめるところです。

さて、その三度とは?

一杯目。

まずは土鍋の鰻をほぐして茶碗にとり、

何も加えずそのまま頂きます。

パリっと焼けた皮と、ふっくらした身。

土鍋のおかげで温度を保ったまま

香ばしい鰻を頂くことができます。

続いて二杯目

今度は茶碗によそった鰻に、

有馬山椒、ネギ、のり、の3種類の薬味をお好みでプラスします。

鰻に珍しく温泉卵がついてくるのは、

鰻が沢山手に入った時に、

まかないで「う巻き」を作ったんです。

その時に、鰻と卵が合うとわかり、

以来温泉卵を付けています。

薬味と一緒にいれても、温泉卵だけをプラスしても、

それぞれに違った味わいを楽しめます。

最後に三杯目

土瓶に入った出汁を茶碗に注ぎ、

お茶漬けにして頂きます。

やさしいお味の出汁に鰻のタレが合わさって、

決して濃くはなく、けれどしっかりとした旨味が

凝縮されたスープになります。

ここに薬味をプラスしても美味。

三度美味しい土鍋まぶし。

あなたのイチオシは何杯目でしょう?

デザートも勿論自家製です。

旬の食材を使い季節ごとに種類が変わるので、

同じランチメニューでも月ごとに違うスイーツに出会えます。

今回は、かぼちゃを使った水まんじゅう

羊羹とゼリーの間のような、餡子のような食感で、

砂糖とカンテンのみを加えているため、

かぼちゃの素材そのものの味が口の中に広がります。

ちなみに夜のデザートは栗むし羊羹、

1月のランチデザートはイチゴゼリーです。

手軽な価格で頂けるランチメニューの他に、

ミニ懐石、お食い初め・七五三などの慶事、法事の会食にも

利用可能です。

要予約なので、是非問い合わせてみてください。

また、夜のコース料理も大変おススメ。

おまかせ会席料理の他に、この寒い時期に嬉しい

季節の鍋料理を頂けます。

ふぐ鍋、ズワイ蟹、すっぽん、鯛しゃぶ、鱧しゃぶなど、

その季節の旬の食材を贅沢に味わってみませんか?

1月のおススメは、夜のカニ料理と河豚コースです。

手作りで身体に優しい料理を

是非食べに来てください。

多彩な和の食事を楽しめる、割烹和田。

シンプルに素材の旨味を引き出したお料理の数々を

是非お召し上がりください。

店舗情報

割烹 和田

住所:〒102-0084

東京都千代田区二番町3-12

電話:03-5213-0755

営業時間:

■昼食 12:00~なくなり次第終了 禁煙

■夕食 18:00~22:00 分煙

HP: http://www.wasyoku.jp/

この記事を書いた人

あんり

北海道生まれのマルチリンガルライター。元南米現地ガイドで、帰国後は通訳案内士として訪日外国人ガイドの案内や通訳・翻訳をする一方、旅行/語学系を中心に記事も執筆。

南米在住時からブログを通して、ラテン事情や観光情報等を伝えている。http://ameblo.jp/quito-anri/


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