町屋に世界初!米粉パスタの専門店『かくれん穂゛』

カテゴリ名:
旅行

東京荒川区、町屋の駅前に

世界初をうたうレストランがあります。

飲食の経験がゼロだった店主が

試行錯誤を重ねて形にした

米粉パスタ専門店

ヘルシー志向な人やフーディ―達、

そして外国人にも人気な理由を

探ってみました。

米粉パスタ専門店『かくれん穂゛』

町屋駅から徒歩たったの1分。

UCCコーヒーの左隣にある小さなビルの2階に

そのお店はありました。

ローマ字で “KOMEKO”と書かれたのれんのこのお店。

文字通り、米粉を使ったパスタの専門店

『かくれん穂゛(かくれんぼ)』です。

店名の「穂」は米の稲穂が由来で、

濁点をつけて響き良く遊び心のある名前にしたそうです。

店内は一面の窓が明るいカフェのような空間で、

座席は全32席。

店がオープンしたのは、今から8年前の2009年。

システムエンジニアとして働いていた店主の引間みずきさん

飲食の経験ゼロから準備・メニュー開発を行い開いたのがこのお店です。

きっかけは、在籍していた会社内での新規事業立ち上げ募集。

全く別ジャンルでありながら、飲食店経営の事業計画書を作成し、

企画が通ったのが転機だったそう。

飲食の経験は全くありませんでしたが、

料理が好きだという強い思いだけで提案・プレゼンをしました。

企画が通ってからは、開業に向けて丸一年、物件探しや麺の研究、

メニュー開発、取引先の開拓に翻弄しました。

飲食業界未経験での経営挑戦には、抵抗があったか?と伺うと

当時まだ22歳だった私は、失敗してもまだ人生は長いのだから

どうにでもなるだろう!と楽観的に捉えていて、若さ故の

死ぬ気になれば何でもできる!という勢いもあったんです。

抵抗はありませんでしたね。

と、とても頼もしく勇敢な引間さん。

店を作るにあたって、最初から米粉と決めていたわけではありません。

調理のシステム化がしやすいものが良いと思い、

パスタを選んだんですが、小麦の価格が高騰していて

代わりに麺になる素材を探していたところ、

米粉に出会うことができました。

米粉を使うことで日本の食料自給率を上げることができ、

日本人のコメ離れをストップさせることができたら、

全ての人にとってハッピーになると思ったんです。

そんな意欲溢れる店主イチオシのメニューが、

『Vegetable set(ベジタブルセット』、1200円です。

選べるパスタ+サラダ+スープ+ドリンクもついてこのお値段!

町屋価格とは言え、かなりお得です。

まず最初に出てきたのが、サラダ。

サラダと言っても、農家から産地直送の旬の味覚たっぷりの

野菜の盛り合わせです。

この日のお野菜は

・セロリ

・スイスチャード

・きゅうり

・ピーマン

・おくら

・人参3種

・トマト

・ズッキーニ

・じゃがいも3種

・とうもろこし

これだけの種類の野菜を1プレートで頂けるなんて、贅沢そのもの。

2つの契約農家から直送される旬の野菜は栄養価が高く、

シャキシャキ、ぱりぱりの食感と素材そのものの味が楽しめます。

野菜のディップソースは店の特製で、

有機無農薬玄米を水のみで炊いた麹に、無添加の味噌を混ぜたもの。

野菜との相性も抜群です。

次に頂いたのが、ミネストローネスープ

豆と雑穀が5種類ずつと色とりどりの野菜がゴロゴロ入った

まさに食べるスープ。

味付けはシンプルながらしっかりとトマトの旨味が感じられ、

かつ酸味が少ないのでとても食べやすいテイストです。

サラダに続きスープでも、沢山の野菜を摂取できるなんて嬉しい限りです。

▲海老の柚子塩パスタ

サイドメニューで満足していると、遂にメインの米粉パスタが登場です。

シンプルだからこそ、米粉の良さがストレートに伝わる一品です。

米粉の麺の特徴は、見た目が真っ白で透き通っているところ。

ベトナムの麺・フォーのように柔らかいのかと思いきや、

すぐ噛み切れるものの歯ごたえがあり、

もっちりとした弾力があります。

店主に米粉の良さを聞いてみると、

米粉はまず、味がとてもやさしくてほのかな甘味があります。

和洋中どの味にもマッチするので、色々なパスタソースと合わせやすいです。

そして何と言っても、このもちもち、ツルツル、しこしこな食感!

一度食べたらやみつきになります。

ダイエットにも実は効果的なんです。

実際、米粉の脂質は小麦のたった1/10

腹持ちが良くゆっくりと時間をかけて消化されるので

体にも優しい素材なのです。

また、小麦のパスタよりも麺が伸びにくく、

長い時間をかけて麺のこしを楽しむことができます。

▲海の幸ジェノベーゼ

更に、米粉の最大のメリットは、グルテンフリーなところ。

オープンして8年目になりますが、ここ2年程、

グルテンフリーのパスタが食べられると調べてご来店される方が増えました。

日本人だけではなく海外の方もいらっしゃいますし、

小麦アレルギーのイタリア人の方も来てくださいます。

グルテンフリーの時代のブームにマッチし、

ファンを着実に増やしています。

お子様連れの女性客も多く、

女子会プランや歓送迎会のパーティープランなど、

リーズナブルで美味しいプランが沢山あります。

アレルギーやベジタリアン対応も可能です。

ランチでもディナーでも、

家族でもカップルでも女子会でも、

誰とでも気軽に利用できるあたたかい空間が広がっています。

私の願い・信念は、皆んなで同じ食卓を囲む幸せを提供することです。

アレルギーがあっても、外食の喜びや皆んなで同じ食卓を囲む楽しさを感じてほしい。

その為に、お客様のアレルギー対応や要望にできるだけ細かく対応し、

スタッフ一丸となり安心して外食できるレストラン作りに励んでいます。

「かくれん穂゛で初めて子供と一緒に外食でパスタが食べられた。」

というお客様の言葉が、米粉100%に拘り続けてきた努力と想いを

支えているといいます。

▲店主の引間みずきさん

今後は二店舗目の出店を目指しながら、麺の個人・業務用販売にも注力し、

今当たり前のように食べられている小麦パスタのように、

米粉パスタを日本の大衆食に育てる、という夢へと

さらなる歩みを進めていきます。

世界初のもちもち、ツルツル、しこしこの生パスタと

農家直送の有機無農薬の野菜を

是非食べに来てくださいね!

町屋では今日も旬の野菜で新メニューを考えながら、

美味しい米粉パスタを作ってあなたを待っています!

店舗情報

住所:東京都荒川区町屋2-2-20 斉藤ビル2階

電話:03-6458-2432

営業時間:

■平日(月~金曜日)
ランチ 11:00~15:00
ディナー18:00~22:30
■土、日、祝祭日
ランチ 11:00~16:00
ディナー18:00~22:30
※ラストオーダー22:00

定休日:なし

HP:http://www.kakurenbo-komeko.com/

この記事を書いた人

あんり

北海道生まれのマルチリンガルライター。元南米現地ガイドで、帰国後は通訳案内士として訪日外国人ガイドの案内や通訳・翻訳をする一方、旅行/語学系を中心に記事も執筆。

南米在住時からブログを通して、ラテン事情や観光情報等を伝えている。http://ameblo.jp/quito-anri/

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