初心者でもわかる、鏡の絶景「ウユニ塩湖」のいろは

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旅行

2018年の最初の旅行先に

あなたはどの行先を選びますか?

あたたかい南国でリラックス?

近場のアジアでグルメツアー?

欧米で楽しくショッピング?

年明けのこの時期だからこそ是非旅して頂きたい

旅行先が南米にあります。

その名も、「ウユニ塩湖」

「死ぬまでに見たい絶景」「天空の鏡」

などと、日本人にも大人気の観光地ですが

ウユニ塩湖がどこにあるのか、実際に何が見られるのか、

深く知っている人は少ないのではないでしょうか。

そこで、南米に住みながら

ウユニ塩湖を何度も訪れた元ガイドが

初心者でもわかる「ウユニ塩湖のいろは」を直伝!

基礎情報からウユニの魅力まで、

一緒にチェックしていきましょう。

目次

1.ウユニ塩湖とは?

2.一体どこにあるの?

3.一体何があるの?

4.ウユニへの行き方は?

5.まとめ

1.ウユニ塩湖とは?

ウユニ塩湖は、文字通り塩の湖。

南米ボリビアウユニという町に位置しています。

英語では”Uyuni salt flat (ウユニ・ソルト・フラット)”、

スペイン語では”Salar de Uyuni (サラール・デ・ウユニ)”と呼ばれ、

世界中の観光客が訪れています。

昨年12月に公開された『スターウォーズ・最後のジェダイ』

実はこの作品で惑星Craitの撮影地となったのがこのウユニ塩湖です。

スターウォーズファンの注目も集め、

当分人気が衰えることはなさそうですね。

さて、そもそもこの塩湖はどのようにして形成されたのでしょう?

それは、昔々アンデス山脈が地殻変動によって海底から隆起し、

沢山の海水が山上に残ったのが原因だと言われています。

その海水が干上がり残った塩分が長年にわたり蓄積されたものが、

塩湖となっていったのです。

塩の湖だからと言って、常に水が張っているわけではありません。

標高約3650m、富士山の山頂程の高さに位置していて

一年を通して非常に乾燥し、常に射し込む強い日差し。

そのため、塩湖ではなく別名「塩の砂漠」とも呼ばれているのです。

そしてその総面積は、約11,000㎢。

南北に約100km、東西に約250kmに広がり

その大きさは、なんと琵琶湖の18倍!

四国の半分もの面積に相当します。

ウユニ塩湖とは、自然が歴史を経て創り出した

世界一広い真っ白な一面なのです。

2.一体どこにあるの?

ウユニ塩湖がある南米ボリビア

南米大陸の凡そ中央に位置していて、

面積は日本の3倍程の110万㎢。

アンデス高山地帯あら熱帯のアマゾンまで

多様な気候帯を有しています。

また、ボリビアは南米で最も多くの先住民族が住んでいる国でもあり、

ケチュア族、アイマラ族たちが都市生活者と共存し

多種多様な文化が混在する大変面白い国です。

そんなボリビアは9つの県にわかれており、

憲法上の首都はスクレ、

そして政治・行政機関がおかれている

機能上の首都はラパスです。

そしてウユニ塩湖はというと、

ボリビアの南西部にあるポトシ県にあり

ラパスから546kmも離れています。

立地的にチリ~ボリビア間のゲートウェイとしても

重要な機能を果たしていて、

陸移動で国境越えをする人も増えています。

3.一体何があるの?

ポトシ県は元々銀の採掘が盛んにされていた場所で、

ウユニはそんなポトシ県の田舎都市。

海外の人はおろか国内の人が訪れる地ですらなく、

観光とは縁がない場所でした。

ところが急にウユニ塩湖の絶景が

メディアを通して世に知られるようになったことで

急激に観光客が増加。

廃れた町にホテルが建ち、空港ができ、

ツアー会社がオフィスを構える

国の最重要観光地として大注目されるようになりました。

では、なぜこの地に世界中の人が集まるのか?

それは自然が創り出す

ウユニ塩湖でしか見られない絶景のためです。

四季がなく乾期と雨期の2つの気候をもち、

乾期の5~10月には塩湖が干上がって

見渡す限り真っ白な塩原が広がります。

永遠に続く真っ白な地面のおかげで

おもちゃや遠近法を使ってのトリックアート写真が撮れたり、

サボテンの島に上陸して上からの景色を眺めたり、

フラミンゴの大群を見ることもできます。

一方雨期の11~4月には、湧き水と降った雨が地上にたまり

一面が水の鏡になります。

そして運良く雨が降らず風もやみ、雲が晴れると

あの有名な360度鏡張りの絶景に出会うことができるのです。

日没には辺り一面がオレンジ色に染まり、

夜は星空が広がる天然プラネタリウム。

真っ暗闇から太陽がのぼり刻一刻と色を変える景色は

自然が与えてくれる地球の美しさそのものです。

ウユニ塩湖に広がる景色の他には、

塩湖の側に位置している塩づくりの「塩のホテル」に滞在したり、

その昔鉱業で栄えた時代に資源を運ぶために使用されていた

列車がそのまま残っている「列車の墓場」を見たりと、

いくつか他の見所もあります。

4.ウユニへの行き方は?

ウユニの場所や見所がわかったところで、

肝心の日本からの行き方はどうでしょう?

日本の地球の裏側に位置する南米大陸に行くには、

長い道のりが待っています。

まず、日本からボリビアへの直行便は

2017年12月現在運航しておらず

必ず乗換が必要となります。

日本からのルートは、東京を出発して

・ロサンゼルス(アメリカ)→リマ(ペルー)→ラパス

・ダラス(アメリカ)→マイアミ(アメリカ)→ラパス

・ヒューストン(アメリカ)→リマ/マイアミ→ラパス

など、ほとんどの場合にアメリカを経由し、

更に他の南米の国を経由するルートとなります。

乗換2回の場合、所要時間は35時間45分~。

1日半をかけての大移動ですが、そこまでして旅をする価値があります。

ラパスからウユニへはバス又は飛行機で移動

ウユニが観光地化される前は飛行機がなく、

デコボコ道を10時間程バスで移動するか、

オルーロという町までバスで行き、そこから電車で行くしか

選択肢がありませんでした。

ウユニの空港ができたのが、2011年。

10時間のバス移動から快適な45分の飛行機移動になったことで、

観光客数が益々増えました。

2017年12月現時点でラパス~ウユニ間を運航しているのは、

Amaszonas(アマゾナス航空)とBoa(ボア航空)の2社です。

曜日によって運航スケジュールが異なるため、

事前に調べておきましょう。

当日窓口でも購入可能ですが、

乾期には欧米からの観光客、そして雨期には

日本からの団体旅行客が大変多く渡航します。

そのため、ウユニへのフライトは前もっての購入をおススメします。

5.まとめ

世界中の観光客を魅了してやまない、ウユニ塩湖。

地球の裏側には長旅をしてでも出会う価値のある

美しい絶景があなたを待っています。

百聞は一見に如かず。

是非その目でウユニ塩湖をご覧ください!


この記事を書いた人

あんり

北海道生まれのマルチリンガルライター。元南米現地ガイドで、帰国後は通訳案内士として訪日外国人ガイドの案内や通訳・翻訳をする一方、旅行/語学系を中心に記事も執筆。

南米在住時からブログを通して、ラテン事情や観光情報等を伝えている。http://ameblo.jp/quito-anri/

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